スノーシューの最近のブログ記事

20日・21日と丸二日にわたって降り続けた雪のおかげで例年並とはいえないものの積雪はたっぷり、これでスノーシューも万全となった。
とはいえ、あまり喜んでもいられない。日光の冬は本来、日本海側の気象の影響を受けるため新潟や長野に大雪が降ればそれに連動して日光も雪が降るというのが通例なのに、今回の雪は太平洋側の気象の影響を受けたもの。東京を例にとっても冬の間、雪が降るのはほんの数日だけ。今回はたまたま雪が降ってくれたからいいけれど雨の場合もあり得るわけで、雪が頻繁に降るわけではない。
早く本来の冬に戻ってほしい。

1月22日の赤沼
1月22日の赤沼
笹は完全に雪に埋もれた。

1月7日赤沼
1月7日の赤沼
笹は露出しており例年でいえば12月始めの積雪。

気温がぐっと下がり21時現在、マイナス5度という真冬並みの寒さとなりました。雪も降り始めいよいよスノーシューシーズンの到来です。

大震災のあった3月11日、私はツアーのゴール地点間近で震度6(発表では)というとてつもない大きな揺れに遭遇しました。ズズーンという地鳴りがあってすぐ、履いていたスノーシューを通して激しい揺れを感じ、それで地震であることに気が付きました。
幸いなことに日光は物的な被害もなく事なきを得ましたが余震を恐れてその日を最後に今年のツアーは打ち切り、予定を未消化のまま翌年を待つことにしました。
それだけに待望の雪に心ときめいています。スノーシューのフィールドに大量の雪が積もってくれることを祈っています。

スノーシューの開催日程表を公開しましたのでお申し込みの参考にしていただければありがたいと思います。

とにかく時間の経過が早い。仕事柄、身の回りにいろんな出来事が矢継ぎ早に起こるのと、加齢に伴って処理能力が低下しているのがその原因といえるでしょう。すべてのことが手から離れて楽になりたいと思うこの頃、またしても新しい仕事が、、、、

日光で自然ガイドを生業としている人たちが集まって小さな組織が誕生しました。その名も「日光自然ガイド連絡会」。
日光の自然が大好きだからこそガイドを生業とするメンバーとあって、いわばその道のエキスパートの組織です。まだ立ち上がったばかりなので情報交換が主な活動ですが、このたび立ち上げを記念して大(?)イベントを開催することになりました。
イベント会社の手によらない自主企画、自主運営のイベントなので派手さはないものの、品質は一級であると、メンバーそれぞれ自負しています。

イベントの場所は奥日光(前夜祭は霧降と湯元で)ですが、当ペンションでは宿泊と同時にイベントに参加する方にペンションと奥日光間を送迎する便宜を図ります。
私(波多江=ペンションはじめのいっぽ店主)はスノーシューツアーのガイドを務めます。

ちなみに私が単独でおこなっているスノーシューツアーは来年で14年を迎えます。スノーシューではいろいろなお客様と出会い、その後もお付き合いが続くなど、スノーシューツアーは私にとってかけがえのない出会いの場として、毎年全力で取り組んでいます。

肝心要のイベント内容についてはここでざっと紹介する程度にとどめ、詳しいことは別のホームページで紹介していますのでお時間があればどうかご覧ください。
http://www.nikko-natureguide.org/

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前夜祭
「スライドトーク 冬の楽しみ方」
日   時:平成24年1月21日(土) 20:00~21:30
場   所:霧降会場…ペンション トロールの森 フィンチホール
      湯元会場…休暇村日光湯元 小会議室
参加費 :無料

ガイド付ツアー
「ガイドツアーふぇすた in 奥日光」
日   時:1月22日(日) 9:30スタート (8:45受付開始 9:15開会式)
集合場所:日光湯元ビジターセンター  レクチャールーム
参加費  :[半日コース] 大人 3,000 円、子供 2,000 円
       [1日コース] 大人 5,000 円、子供 3,000 円
       [レンタル代] スノーシュー1,000 円、クロスカントリースキー1,500 円
定   員:各コース 10 名程度(先着順)
受付期間:2011 年 12 月 1 日(木)~2012 年 1 月 11 日(水)  ※定員になり次第締め切ります。
申込み :  http://www.nikko-natureguide.org/ivents.html

スノーシューツアーコース
・金精沢コース:帰着 15 時頃  『スノーシューデビューは古木の森で!』
・切刈湖コース※:帰着 15 時頃 『知られざる冬世界。白銀の湖へ!』
・蓼ノ湖コース:帰着 12:30 頃  『大人ツアー。冬しか行けない湖。』
・湯元周辺・金精沢:帰着 12:30 頃  『バージンスノーで初体験。』
・石楠花平・金精の森※※:帰着 12:30 頃 『そぞろ歩き・べー太の雪遊び教室♪』

XCスキーツアーコース
・戦場ヶ原周辺:帰着 15 時頃 『なだらかな雪の森をス~イスイ♪』
・光徳周辺(半日)  帰着 12:30 頃 『ヒールフリーで雪はお友達。』

スノーシューのピークを迎えたこの3連休だが金曜・土曜と2日続けて激しい雪となり、奥日光の積雪は小田代ケ原で20センチ、湯元では40センチに達した。

明けて13日、天候は回復したものの強風が吹き荒れブリザード状態の中をスノーシューツアーをおこなった。突然の風に尻餅をつく参加者、不意に背中に突風をうけて雪の中に膝をついた私。容赦なく襲う雪のつぶてが顔を直撃し涙が流れ、その涙が寒風に凍りつく。
これほどの悪天候の中でのスノーシューで同行のお客さんはさぞ苦痛を感じていることだろうと思い、それぞれの顔を眺めたが楽しんでいる様子。
もっとも、ここは雪山ではないし、昼食はツェルトの中でぬくぬくと食べられたし遭難の心配もないから楽しいはずだ。

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40センチの新雪でスノーシューが潜って見えない。

 

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新雪に足を取られて尻餅をつく。雪が深いから立ち上がるのが大変だ。

15日(土)の午後から降り出した雪は時間を追って激しくなり豪雪となる予感。
この日、私はお客様をガイドしてスノーシューをし、終わってから結氷した竜頭滝をご案内した。

竜頭滝はその地形が特殊なのか秋は奥日光で真っ先に紅葉が始まり、冬は滝が凍りつく。だからその年の気候が例年と同じか違っているのかが竜頭滝を訪れるとよくわかる。
当初、暖冬と予報されたこの冬は確かに11月中は例年よりも暖かく、予報通りかと思われたが12月も半ばを過ぎる頃から気温が急激に下がるようになり、予報は完全に覆されたかっこうだ。

1月になって最低気温はマイナス8度と私が日光に移り住んで経験した最低温度のマイナス12度には及ばないが、十分寒い。木造の建物は東京仕様なのでとても寒くて靴下など登山のときと同じように2枚の重ね履きだ(笑)。

参考
奥日光の気温は三本松茶屋のホームページでリアルタイムでわかります。

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スノーシューツアーのゴールに近くなった頃、私はもっている方位磁石を参加者に渡し、方位磁石を頼りにゴールまで先に行ってもらうこともする。

踏み跡があったり赤いリボンがあってもそれらは見ないことにして、とにかく方位磁石を頼りにゴールに向かってもらうわけだ。無雪期のハイキングや登山では道がはっきりしているので方位磁石を使う機会はなかなかないが、しかし雪の中ではそうはいかない。なにしろ道が見えないし雪の量だけ目の高さも変わるから普段とは勝手が違う。

地形図をもっていて、地形図上で現在地と目標物がわかっているときというのが方位磁石を使う前提となるが、使い始めは自分が立っているのが東西南北のどちらの方角なのかを知るだけでも楽しいし、それがわかると今見えている山は何という名前なのかを地図で当てられるようになり楽しさは倍増する。

私がガイドを務めるスノーシューツアーを機にこれからハイキングや登山をするようになった時、スノーシューツアーのほんのわずかな時間にすぎないにしても、実際に自分で使った方位磁石の有効性を思い出してもらえればありがたいと思う。

日本海側の低気圧の影響を受けて奥日光は年末に大量の雪が降り、積雪は1メートルを超えたとの嬉しい情報を入手。正月明けの7日、下見を兼ねてさっそく初歩きを楽しんだのは言うまでもない。

昨年の今頃はまだ雪が少なくて気をもんだが積雪1メートルというのはスノーシューで歩くには十分な量であり、雪はこれからさらに降るので私にとってはでっかいお年玉をもらった気分です(笑)。

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刈込湖コースの入口は金精道路にあり、湯元の源泉から急勾配を上がる。
ここまで約10分、ウォーミングアップどころか一仕事終わったような気分。

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往きは夏道を通ってみた。この斜面の中央に1メートルほどの平らな道があるが雪に覆われて見えないため、勘を頼りに歩く。


夏道は進行左側が沢に向かって急斜面となっていて性能の悪いスノーシューだと滑り落ちる危険があり、進行右側は斜度30度ほどの南斜面になっているため雪崩の危険があります。

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難所、小峠手前で見つけたシカに食われた樹木。

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ふ~。ようやく小峠に到着。
積雪はまずまずといったところ。

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さらに夏道を進んでようやく平坦な道に出ると息が休まる。

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幅2メートルほどの平坦な道はこの先に待っている急階段を降りるための体力の回復の時間だ。

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ここからこのような階段をいくつも下り刈込湖へと向かう。
階段といってもステップは雪に覆われ完全な斜面となっているので、スノーシューで滑り降りる感覚。

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刈込湖に到着。湖は凍りつき荒涼とした景色が広がっている。

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気温はマイナス10度。でもここでは普通。

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幅40センチほどの溝の中に細長く深い凹み。何だと思う?
これはシカ特有の足跡。戦場ヶ原や小田代ケ原と違ってこの辺はシカが縦横に動き回るのでこのような足跡が見られる。

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冬になって雪が積もらないと近寄れない蓼ノ湖。
厳冬期には沢の流入部分を残し全面凍りつく。

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まだ薄いけれど湖の上を渡って対岸へ。


一般の方は絶対にマネをしないでくださいね。

パークボランティアの仕事で奥日光に向かう途中、いろは坂の終わり近くまで来ると、なにやら前方の景色がいつもと違い、山全体が白っぽくてとても幻想的。
う~ん、昨夜は雪など降らなかったはずなのに、なんだなんだこの光景は?

って、ずいぶん思わせぶりな出だしとなってしまったが、実はもっと早くから正体がわかっていたのを、我ながら感動に値する光景だったために少し遠回しに書いた次第。
で、どんな光景だったかをまずは写真でご紹介。
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第2いろは坂の明智トンネル手前。
こんな光景がいろは坂のあちこちで見られました。

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トンネル上部の山の斜面を拡大すると、木全体に真っ白な花が咲いたような感じ。
昨日のフィールドを振り返ってみると、春のような穏やかな天気で気温も上昇。昼時は10度くらいまで上がったような。
気温が高いと積もった雪が溶けて湿度が高くなり、水滴となって木の枝に付着。
それが夜になって気温の低下で凍ったものと推測される、つまり「霧氷」ですね。

今Wikipediaで調べたら、霧氷というのは樹氷、粗氷、樹霜の総称で、今回私が見たのは樹霜(じゅそう)らしい。
ムヒョー!などとただ感動するだけでなく、こうして調べてみたりすると知識が深まっておもしろい。

ほぼ垂直近い下り斜面を目の前にすれば、誰もが足がすくんでしまいます。
その斜面をスノーシューで下る、、、そんな無謀な! と思ったらスノーシューの面白さを味わうことなどできません。
スキーではもちろん無理だし、靴のままでは雪に埋もれて身動きができなくなってしまう。ここはやはりスノーシューの出番となります。
ただ歩くだけでなく、要所要所に遊びの要素を加え、参加者に存分に楽しんでいただくのが私が主催するスノーシューツアーのやり方。
写真のような垂直の斜面をスノーシューで滑り降りたり、お尻で滑ったり、ときには広い雪原を走り回ったりと、スノーシューの楽しみ方は工夫さえすればいろいろできます。
それを楽しむには、やはりガイド付きのツアーでないとね、とPR。

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今年で10年目を迎えたスノーシューツアー。
穏やかな日もあれば厳しい日もあり、それが自然を相手にした遊びと心得て、どんなに厳しい天候でも休まず、1シーズンに40回ほどのツアーを10年間。参加者は延べ1000名を越えました。
これから先、一年でも長く続け、日光の自然のすばらしさと自然を守ることの大切さを多くの人に知っていただきたいと思っています。
当然ながら、スノーシューツアーに参加する人には、最高の思い出になることを念頭に置いて。

リピーターが多いスノーシューツアー参加者で、10年間、毎年欠かさず参加しているのが「サラリーマン文化芸術振興会」の皆様。
そして、定番になったランチがチーズフォンデュです。
熱々のチーズにフランスパンや野菜をからめてほおばると、どんなに寒い日でも身体が芯から温まります。

冬のアウトドアでは、ともすれば簡素になりがちなランチも、ちょっとの工夫で贅沢になります。少人数でのツアーなら量も少なくて済むし、お試しあれ。

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