2007年10月アーカイブ

奥日光の紅葉は終盤となり、ただいま、いろは坂と霧降高原が見頃を迎えています。
霧降高原の紅葉の見所はなんといっても「霧降滝」。深い林の中にあるため、人が近づくことはできません。
滝から200メートル離れた観瀑台から滝の全景を眺めるわけですが、75メートルにも及ぶ落差がある滝なので、このくらい離れないと全景を眺めることができず、ほどよい距離となっています。
滝は途中、テラス状になった岩で上部と下部に分かれますが、上下どちらの滝も美しく、いつまでいても飽きないほど。
本日現在(10月30日)、滝の流れに沿って紅葉していますが、これから数日かけて紅葉の範囲はもっと広がるはず。今週末あたりが盛りでしょう。


霧降滝全景滝全景。
時間は朝7時。
陽が登るにつれて日陰がなくなり、より美しくなります。
斜面を伝わって流れていますので、上部が下部よりも小さく見えるのは距離の違い。

霧降滝上部滝上部のアップ。

霧降滝下部滝下部のアップ。

霧降滝の場所をグーグルマップでご紹介

22日に投稿したとき、色づきはまだまだと書きましたが、その後の冷え込みで急速に色づき、現在は写真の通り、車道沿いの木々の紅葉とてもがきれいです。
いろは坂はいいポイントがあっても車を駐めることができないため、車内から眺めるしが楽しむすべがないのが残念ですが、道路の渋滞は確実なので、運転者にもゆっくり眺めることができるでしょう。
私は車が徐行運転になったのを機に、片手にカメラを構えてほぼ瞬間的に撮りました(怖)。

イロハ坂の紅葉

山王林道を走っていると、遠くの山の斜面が真っ赤に染まっているのがよく見えます。
山はおそらく、林道との位置関係から判断して太郎山。その紅葉の正体を知りたくて、太郎山に登ってみました。

RIMG0064.JPG山王林道を走っていると真っ赤に染まった山の斜面がよく見えます。
その色は実に鮮やかで、山全体が燃えているような印象。
その正体を確かめたくて、本来ならこの時期長時間の外出は控えるのに、今日はその美しさの魅力に惹かれて太郎山に登りました。

紅葉のヤマツツジ登山コースに入ると、全身を赤く染めた木がたくさんあります。

ヤマツツジ近くによって葉の形、葉の付き方をよく見ると、それはまごうかたなきヤマツツジでした。
ヤマツツジは、日光全域に分布する日光の代表的な木で、この木の開花で日光も春になります。その時期は新緑が始まる前の5月。
花の色は鮮やかな赤で、新緑が始まるよりも花の方が早く咲くので、山を飾ってよく目立ちます。
山を真っ赤に染めている紅葉の正体はこれだったんですね。

龍頭滝の紅葉が始まってから早2週間。
25日の状況はすでに終わりに近く、葉の色は精彩を欠き、落葉の気配が漂い始めています。
これで駐車場に入る車で国道が占拠されることもなくなると思うと、ホッとします。

龍頭滝鮮やかだった朱色や赤も茶色に近くなり、あとは葉が落ちるだけとなった龍頭滝。

龍頭滝10月12日こちらは12日の龍頭滝。
色の違いがはっきりわかりますね。

龍頭滝滝の流れに沿って遊歩道を上っていくと、中禅寺湖をバックにした龍頭滝の流れを見ることができます。
時間は午前6時20分。この秋一番の冷え込みで、水の飛沫が凍ったような現象が見えます。

ご来光時間はもう少し前の午前5時45分。
明智平ロープウエー駐車場で日の出を待つこと15分。
午前6時。お出ましになりました。今日一日が良いお天気となることを願っています。


日光駅から歩いて行ける距離なのに、手つかずの自然が味わえる場所といえば、霧降高原の麓にある霧降三滝巡りでしょう。ガイドブックに紹介されている霧降滝の北にあり、歩いてでなければ行けないことから、観光客は霧降滝止まり。ここから先は自然が好きな方のためのオアシスです。
今日は木々の色づきを見ながらノンビリ歩きました。

丁字滝まずは丁字滝。
紅葉の条件は、気温の急激な冷え込みと陽がよく当たる場所。丁字滝は岩陰に隠れた場所にあるため陽が当たらず、紅葉は望めません。でも、小ぶりながら美しい滝は十分楽しめます。

玉簾滝お次は玉簾滝。
水が涸れるとスダレのように下地(岩盤)が透けて見えることから玉簾滝という名前がつけられていますが、実際には渇水期であっても水は轟々と流れ、涸れることはありません。
見事な紅葉です。

マックラ滝最後は見応えのあるマックラ滝。
昔は、林が濃く、昼でも暗いことから名前がついたと言われていますが、現在は明るく、滝の全貌を見ることができます。
水量は豊かで、10メートルも離れているのにカメラのレンズに飛沫がつくほど。
流れの左側の岩盤には木々がへばりつくように生育していて、すばらしい紅葉です。

マックラ滝これがマックラ滝左側の紅葉。
緑の中に淡い朱色があったり、濃い朱色があったりと、絶妙な色合いですね。

霧降三滝の場所とコースマップ

日光で紅葉の名所として名高いのがいろは坂です。
カーブを曲がるたびに景色が変わり、走っていて飽きることがありません。
例年だと10月中旬から下旬にかけて見頃となるのに、今年はまだまだで、遠くの山肌が赤く染まっているだけ。車道沿いの木々が色づくのは来週以後になりそうです。

1022-9.jpg第1いろは坂(下り専用)から見た遠くの山の斜面の紅葉。

1022-10.jpg男体山の麓、方等滝の紅葉。

国道120号線の光徳と県道23号線の川俣を結ぶ山王林道は、標高1730メートルの山王峠をピークとし、標高差700メートルもある山岳道路です。
以前は舗装もしていなかったため、車高が低い普通の乗車では通行が困難でしたが、今では全線舗装路となり、ドライブが好きな人に使われるようになりました。

深い谷間を走る道路は、眺めもよく、また紅葉の見所でもあります。ミズナラやカエデ、モミジなどの広葉樹もあればカラマツといった針葉樹もあって、紅葉はとてもきれいです。

山肌の赤い木々はナナカマド。真っ赤に染まったヤマツツジやモミジ。
遠くからでもよく見えます。

カエデ朱色に染まっているのは葉の形から見てカエデでしょう。


 

1022-6.jpg針葉樹のくせに落葉するカラマツも、いい色に染まってきました。あと1週間もすると金色に輝き、葉が落ちるときもきれいです。

1022-8.jpg光徳の近くになってくるとミズナラの深い林に変わります。
黄色や橙色に染まりとてもきれいです。

日光駅から湯元へ向かう国道120号線の約10キロ北をほぼ並行して走る県道23号線は、アクセスが悪いのと道が狭いため、紅葉シーズンのいまでも車が少なく、いろは坂の渋滞を尻目に、快適な紅葉ドライブが楽しめる穴場です。

紅葉の見所は、県道を脇にそれた旧道にある瀬戸合峡。野門トンネル入口の手前を右に折れ、あとはすれ違いもできないほど狭い山道をどんどん進んでいくと、やがて鬼怒川を見下ろすようになります。この鬼怒川に沿った渓谷が瀬戸合峡で、深緑色をした鬼怒川に沿って山肌が続きます。
今年は奥日光同様、2週間ほど遅めですが、それでも川俣ダム付近はすでに紅葉が始まっていました。全体に色づくのは1週間後ですが、いまでも十分楽しめます。

川俣ダム瀬戸合峡の見晴台から見る川俣ダム。
中央に見える半島のような出っ張りはもっと赤くなる。

 

 

 

川俣ダムダムは自然公園になっていて、資料館や遊歩道があります。歩いて30分かかりますが

霧降高原の紅葉がいい感じになってきました。
まだ全体的には早いようですが、カエデやモミジなどはすでに赤く染まり、車で走ると色づきの具合がよりはっきり見えました。
いろは坂のような混雑はないので、週末でもストレスなく鑑賞できるものと思います。 あと1週間は見頃が続くでしょう。

霧降高原道路のカエデ霧降高原道路の紅葉。
通行量が少ないのでマイペースで走れるのがいいですね。


六方沢の紅葉
六方沢の眺めも最高。
山肌が赤や黄、朱に染まっています。

六方沢これが六方沢橋。
沢の一番低いところとは135メートルの落差があり、見下ろすと足がすくんでしまいます。

本格的な紅葉シーズンに入り、紅葉をどこで見たらいいのかといった問い合わせが増えてきました。そこで、見所をグーグルマップで紹介しますので、参考にご覧ください。 地図上の目玉のようなマークをクリックすると、簡単な説明と写真が表示され、写真をクリックすると拡大します。尚、ブログではスペースが狭くて操作がやりにくい場合は、地図の下にある「拡大地図を表示」をクリックしてください。


拡大地図を表示

光徳から川俣へ抜ける山王林道は、マイカーでなければ行けませんが、全線に渡って美しい紅葉を見ることができます。お勧めは、日光と栗山の境から眺める山王帽子山(たぶん)の山肌。山全体が真っ赤に染まり、まるで燃えているかのよう。
あの赤さはナナカマドかモミジやヤマツツジだろう、きっと。今が見頃。

sannou.jpg

長引いた残暑の影響で、今年の紅葉は全体的に2週間ほど遅いというのが信頼できる筋からの話。
私はここ数日、屋内作業ばかりで現地を見ていないため、紅葉のことが気にかかってしかたがなかったのですが、本日ようやく外出の機会が訪れ、さっそく見てきました。

霧降高原を出発していろは坂を上り、中禅寺湖スカイライン、龍頭滝、光徳、山王林道を見て栗山を経由して戻るという、約100キロのドライブでしたが、まず報告しなくてはならないのは、なんといっても龍頭滝でしょう。
龍頭滝は地形の関係からか、観光スポットの中では日光でもっとも早く色づく紅葉の名所。ここの色づき具合で他の場所の紅葉の具合がだいたいわかります。

で、本日(10月12日現在)、どんな具合かと言えば、紅葉の盛りにはまだ早すぎるものの、十分色づいてとてもきれいです。これからあと2週間は楽しめるでしょうね。
ただし、のんびり鑑賞できるのは今のうち。テレビのニュースで紹介されると同時に、人と車がどっと繰り出し、写真なんか撮る隙間もないほどの混雑となります。

ちなみに昨年と比べるために、写真を2枚。左が今年ので右は昨年の10月11日のです。
クリックして拡大してみてください。色づきの違いわかります?
1012ryuzu.jpg
061011.jpg

奥日光にある三本松茶屋からの情報によれば、7日(日)の午前6時頃、三本松で初氷が観測されたそうです。昨年の初氷は9月24日というから、今年は2週間遅い初氷です。
やれやれ、これでようやく秋らしくなった。

氷が張るなんて、まるで冬じゃない! なんて声が聞こえてきそうですが、奥日光の秋はこんなものなんですよ。なにしろ、真冬はマイナス20度の世界ですから(笑)。
さて、秋の一番の楽しみといえば、なんといっても美しい紅葉。気温が下がって葉っぱの葉緑素の働きが鈍ってくると、黄色や赤、朱色といった色素が目に見えるようになり、それで紅葉と言われるわけだ。

日光駅を起点に、西へ行くほど標高が高くなる日光は、まず奥日光から紅葉が始まり、次にいろは坂、市街地へと降りてきます。
この間、約1ヶ月。これだけ長く紅葉が楽しめるのは日本中で日光だけらしいですよ。
天候も安定して晴れる日が多くなるし、まだ真冬の寒さではないし、秋の一日は日光でお楽しみください。
とはいっても、週末の道路混雑ときたらそれは激しいので、来るなら平日を選んでくださいね。

写真は三本松茶屋提供によるもの。
1007ice.jpg

台風9号による通行止めも解除され、いつもの賑わいを取り戻した小田代ケ原と戦場ケ原ですが、思わぬところに台風の置きみやげが残っていました。

1003.jpgここは青木橋の休憩どころ。
テーブルとベンチがあって、休憩したり、ご飯を食べたりする場所です。
ここをよく利用する人は、なんか変だぞ、と思うに違いない光景が台風の後ずっと見られます。
写真のテーブルは、本来なら奥に見える丸太の柵の、ちょうど角にあったはず。
それがなんで???
引きずった跡は見られません。
もしや?
そうなんですよ。台風の大雨で湯川が増水し、テーブルを持ち上げて写真の位置まで移動してしまったのです。
湯川の川面からテーブルがあったところまで、高さで2メートルの差があります。ということは、水位が2メート以上も上がったということになります。

湯川は湯ノ湖から溢れた水の流れですが、台風の時の雨量は50センチ以上もあったとのことですから、湯ノ湖からはもちろんのこと、川の周囲からも水がどんどん流れ込んで、2メートル以上も水位が上がったのでしょう。
丸太と分厚い板を組み合わせて作ってあるテーブルは、相当な重量だと思いますが、それを移動させてしまう力というのは想像もできないくらいです。

たまたま出会った環境省の人に尋ねたところ、人力で元に戻すのは不可能だから、このままにしておきます、というなんとも明快な答えが返ってきました(笑)。

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