素人カメラマンだな、きっと

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この6年ほど、小田代ケ原と戦場ケ原に花の時期が訪れると、毎週のように出かけては花を楽しんでいます。
今年は3月まで冬とは思えない暖かい日が続いた後、4月になったら一転して真冬日になったりという、おかしな天気が影響したのか、開花は全体的に遅め。
それと、これは天候不順と関係するのかどうか、私にはわかりませんが、花の付きがものすごく多いという特徴があります。

写真は戦場ヶ原のハイキングコースから見たワタスゲ(花ではなく実)の様子ですが、花好きの仲間の誰もが異口同音に、"今までの中で今年がサイコー"、という感想を口にします。
それほど、今年のワタスゲはすごい。とにかく戦場ヶ原一面を真っ白な綿帽子が埋め尽くし、その美しさに圧倒されます。
そのワタスゲに囲まれて、レンゲツツジ(中央奥のオレンジ色の花)もたくさん見かけます。シラカバもこの光景にとけこんで、いつまでもここにいたいと思うほど魅入ってしまいます。
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しかし、個人の欲望を満たすためにはどんなルール違反もする素人カメラマンのおかげで、この美しい景色が破壊されようとしています。
少しでもいい写真を撮りたいという欲望を満たすため、柵を乗り越え、立ち入り禁止の戦場ヶ原に侵入し、高原の貴重な植物を踏みつけてワタスゲに近づく、こんな行為の連続によって、もはや回復が困難となった戦場ヶ原を、素人カメラマンたちはどう思っているのか?
他の人もやっているからいいじゃないかという、日本人特有の、右へならえ的行動の典型がここに表れています。
素人カメラマンは、けっして花を美しいと思っているのでもないし、ラムサール条約に登録されているこの貴重な湿原を後世まで大切に残そうという気持ちがあるわけでもなく、花をすぐ近くで撮りたいという自分の欲望のみを大切にして生きる、いってみればこの社会では通用しない人なのでしょう。
そんな輩にこの自然を汚されてたまるものか。
昨年、注意したために、欲望を満たすことができず、あろうことか私に喧嘩を売ってきた素人カメラマンがいました。当然ながら、手痛いパンチを食らわして(もちろん、口頭でですよ)、諦めさせましたが、こういう輩を見つけたら注意するという人が一人でも多くいてほしい。
"喧嘩を売られたらどうしよう"、と心配する読者よ。な~に、大したことありません。人目につかないよう、朝早くやってきて柵を乗り越えるような小心者に、喧嘩の強い奴なんぞいるわけがありません。安心して注意してください。
それに、このような、人による自然破壊を嘆いているのは私だけではありません。日光を愛するたくさんの人が味方であり、応援してくれています。
私と同じ日光の住人で、ブログで自然情報を発信している「奥日光そぞろ歩き」のぺ~太さんもその一人。
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このページは、管理人が2007年6月28日 23:02に書いたブログ記事です。

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