いま、森の中では盛んに命が生まれ育っています。樹木や昆虫、野鳥、もちろんキツネやウサギ、クマなどの哺乳類も。
森の中を注意深く歩くと、地面にちょっと変わったものが落ちているのを見ることがあります。
写真の丸まった葉っぱ。なんだかわかりますか?
葉の先端からくるくる丸めていき、最後にクモの糸のようなネバネバしたもので接着されています。実はこの葉っぱの中には昆虫の卵が入っていて、何重にも巻かれた葉っぱで保護されているのです。
卵がかえると、葉っぱを食料にして成長し、やがて成虫になります。
その昔,直接手渡すのがはばかられるような内容の手紙(恋文,密告,政治批判)をわざと気が付くように落としておいたそうですが,これを「落とし文」とか「落書」「落首」といいました.当時の手紙は巻紙に書かれており,ちょうどこんな形だったのでしょう。
・・・・伊澤和義氏の「オトシブミ・チョッキリの世界」から一部引用
こんな手の込んだ子育て(というのか?)をする昆虫の代表格がオトシブミという昆虫で、上で説明した丸まった葉っぱを、紛らわしいのですが「おとしぶみ」といいます。
が、私が知っているオトシブミの「おとしぶみ」は、右の写真。
今日発見したのとは違って、巻き方がより手が込んでいます。単に葉っぱを巻くだけではなく、"折りたたみ"という工程が入っている点が違うのですよね。
左の写真の巻き方の方が単純ですよね?



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