これはなあに?

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高さ20メートルほどもある巨大なミズナラ。
木の上になにかの巣のような枯れ枝の集まりが見えます。
猛禽類の巣? 強風で枝が折れた?
いいえ、これは四つ足の動物による仕業なのですよ。
ミズナラは秋になるとドングリの実をたくさん付けます。それを狙って動物が木に登って食った後なのです。日光には多くの野生動物がいますが、木登りをする動物は限られます。
シカ、キツネ、クマ、ウサギ、リス、テン、タヌキ。
さあ、これらの動物で木に登るのはどれ?
答は追記をご覧あれ。

高さ20メートルもある木に登れる動物として、大方の人がイメージするのは、おそらくリスではないでしょうか?
細い枝の先端についている、小さなドングリ。これを採って食べるなどは小柄で敏捷な動物でなければできまい。ところが、これが予想に反して、小柄な動物ではないのですよね。
答はクマ。
本州に生息しているクマは、ツキノワグマという草食性の熊で、一般的にとても臆病で、他の動物や人間を襲ったりすることはありません。食べ物は果実やドングリが大好き。
で、ドングリをどうやって食べるかというと、クマは木登りが上手なので、かなり高い木にも登ります。そして、身体が安定する枝に腰を下ろし、ドングリがなっている枝をへし折り、枝を手に持ってドングリを器用に食べます。
ユニークなのは、食べ終わると、手に持った枝を自分の尻の下にため込むのです。その理由はわかりませんが、習性だから仕方がありません。
この作業を繰り返すと、枝の集まりができ、まるで猛禽類の巣のようになるんですね。
紅葉樹の林の中を、あちこち目を配りながら歩くと、このように動物の営みの跡を見つけることができ、とても得した気分になります。
とはいってもそう簡単に見つかるもんじゃないんだなぁ、これが(笑)。

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このページは、管理人が2007年2月12日 22:46に書いたブログ記事です。

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