2007年1月アーカイブ

深い笹の原が雪に埋もれると景色は一変し、普段は見ることのできない光景が広がります。
動物の足跡や、風によってできた雪の波(風紋)、訪れるたびに位置や形が変わっていて飽きることがありません。
昼の気温が緩んで雪が柔らかくなったところに、夜になって急激に気温が下がると、雪がパウダー状からザラメ状に変わり、光の当たり具合でダイヤモンドのように光って見えることがあります。
写真のように雪の表面がキラキラと光って見えたら、それは雪の宝石。
とてもきれいですね。

林の中を生活の場所としている小動物達は、普段は生い茂った笹原の中で活動しているため、人が歩くハイキングコースのすぐ近くにいても、人の目に触れることは滅多にありません。
ところが、冬になり林に雪が積もると、彼らの活動の場は雪の上に変わるので、活動の痕跡がよくわかるようになります。葉が落ちた林は見通しがよくなるため、時折、木々のずっと奥に、獲物を探して雪の上を歩くキツネ、野ウサギ、シカといった動物たちの姿を見ることができます。

雪の上には彼らが動き回った足跡がいくつもあって、足跡から種類を特定したり、歩いていった方向を推理したりといった楽しみが得られるのも冬ならではのことです。
始め狭かった野ウサギの足跡が、突然歩幅が広く変わったのは、何者かに追いかけられた証拠。野ウサギの足跡と並行して、まるでモデルが歩いたように同じ線上を4つの足跡がついています。この歩き方はキツネの特徴。そう、犯人はキツネなのです。
雪の上に直径5〜6センチの穴が深く開いていたら、それはシカが歩いた跡。15センチくらいの大きな足跡はクマ(※)。さらに大きく60センチくらいの足跡は、、これは人がスノーシューで歩いたもの(笑)。
このように、雪が積もった林の中は発見がいっぱい。動物の落とし物を見つけることもあります。

15ミリほどの、やや緑がかった、円形の物体を雪の上に見ることがあります。固く凍ってコチンコチンになったものは、落としてから数日経過したもの。指で押すとくずれるものは落としたばかりのもの。
くずしてみると、この動物は草を常食しているということがわかります。鼻を近づけると、干し草のような良い匂いがします。
排泄物は汚いものと決めつけないで、手にとって観察したり、臭いをかいだりするのも自然と親しむ方法なんですよね。ただし、初めは勇気がいりますが(爆)。
※クマは昼でもマイナスになる時期は冬眠しているので活動はしませんが、気温が上がる3月にもなると、雪があっても活動を始めます。

さぁ、写真の物体の落とし主は誰だろう?

積雪の状況を確認するため、年明け4日に湯元から小峠までスノーシューで歩いたことは既報の通りですが、同じコースを今日、再度歩いてみました。
一昨日から日本列島を縦断した低気圧は、日本海側の地方に大量の雪を降らせましたが、日本海側の天候の影響を受ける奥日光でも丸二日間に渡って雪が降り、積雪は1メートルを超えました。
4日の積雪は小峠で20〜30センチほどでしたが、わずか三日で積雪は3倍にもなり、膝まで潜りながらラッセル(深雪をかき分けながら歩くこと)の連続でした。
通常、スノーシューで歩くときの速度は、雪が締まった平坦なコースで時速4キロ。深雪の平坦なコースで時速2キロといったところですが、深雪のしかも傾斜があるコースだと時速1キロという、亀の歩みのような超スローペースになります。
悪戦苦闘しながら、小峠に到着したのが12:30。
目的地の刈込湖まで行こうかどうか迷いましたが、帰りの時間を考えて、無理をせず、小峠を折り返し地点とした次第です。
ここまで積もれば根雪となり、あとは雪が締まっては降り、締まっては降りしながら、コンディションがだんだん良くなりますので、刈込湖へは次回にリベンジとしました。

写真左は4日の小峠。右は今日。

低気圧にすっぽり覆われた日本列島は、日本海側で大雪となっているようですね。
そして、冬は日本海側の天気の影響を受ける奥日光でも現在、大雪となっています。
気温が0度と高いのでサラサラではないようですが、雪の量はもの凄いようだ、ということが三本松茶屋と湯の湖のライブ映像でわかります。

三本松茶屋のライブ映像
http://www.sanbonmatsu.com/weather/index.shtml

湯の湖のライブ映像
http://www.sizenken.biodic.go.jp/pc/live/cgi-bin/live_main.cgi?camera=16

年が明け、間もなくスタートするお客様とのスノーシューツアーに先がけ、今日は雪の状況を確認するため、小峠を往復してきました。
湯元温泉から小峠を経由して刈込湖までのコースは、奥日光でもっとも雪が深く、ここの状況を見れば、他のエリアの雪の深さが大体わかります。

今日のルートは、閉鎖されている金精道路のゲートから入って道路を約1キロ歩き、それから本コースの夏道(トラバースコース)を歩いて小峠に到着。
歩き始めはまだあちこちに笹が顔を出していて、スノーシューで歩きにはやや厳しい状況でしたが、標高が上がるに連れて積雪も多くなり、快適とはいえないまでも、そこそこ楽しむことができました。

それにしても雪が少ない。小峠でさえ積雪量はまだ30センチほどだし、戦場ヶ原周辺はゼロ。雪はこれからが本番なのでそれほど心配はしていませんが、年が明けてこの積雪というのは、私がスノーシューを始めて以来の少なさではなかろうか。
冬は冬らしく、辺り一面真っ白になってほしいなぁ。

写真は今日の小峠(左)と昨年1月4日の小峠(右)

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は当ブログをご愛顧くださいまして、誠にありがとうございました。
今年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

全国的に暖冬のこの冬は、日光も例外ではなく、雪も少なく穏やかな日が続いています。
しかし、さすが日光の冬。年末になり、寒さも本格化してきました。
ペンションがある霧降高原の麓(標高820メートル)では、今朝の気温がマイナス5度。
奥日光の三本松(標高1320メートル)ではマイナス17度と、この冬一番の冷え込みとなりました。
時にはマイナス20度に達することがありますが、この寒さこそ日光を象徴しています。
三本松茶屋では、綿密な気象観測jを続けていて、日々の気象の変化を見ることができます。
http://www.sanbonmatsu.com/weather/index3.shtml

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