守谷のあんパンが届いた、、、

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私がサラリーマンだった頃、年に数回、泊まり込みで小田原にある会社の研修所に行くことがありました。
研修が終わるのは午前中だったり、夕方だったりするのですが、午前中に終わればそのまま新幹線で東京に戻って仕事。夕方だったら自宅に直行というのがお決まりのパターンでしたが、新幹線に乗る前の決まり事というのが、小田原駅前の商店街にあるパン屋に立ち寄ってお土産を買うことでした。

小田原まで来て、なぜお土産に海産物店でなくてパン屋なのか?
実はこのパン屋さん。知る人ぞ知る、超ウマの「あんパン」で有名な店なんです。
1ヶ135グラムという重量級のあんパンの中は、あんこがビッシリ。おそらく全体の8割はあんこの重さでしょう。このあんパンを10ヶほど買って帰り、会社では3時のお茶菓子として、家でも同様にお茶菓子として、主食ではなく、日本茶をすすりながら和菓子のようにして食べるのがこのあんパンに相応しい食べ方なんです。

脱サラしてペンションを始めて12年。もちろん、もう小田原に用事などありませんから、我が家には「守谷のあんパン」は伝説として残るだけとなりましたが、それが昨日、伝説ではなく現実の姿として現れました。
届いた荷物の伝票にまず目に行ったのが、中身を示す欄に書かれた、手書きの「守谷のアンパン」の文字。送り主の名を見る前に内容欄を見てしまうのは当方の卑しさの表れで、これは致し方ないこと(笑)。お~、なんと素晴らしいものを送ってくれたものだ。と、ここでやっと送り主の名前を見る冷静さが戻ったのですが、送り主は9月にペンションを利用してくれたTさんご夫妻。アウトドアが好きでお酒が好きで、歳も近いので意気投合し、話の成り行きで小田原の話題が出て、小田原といえば、駅前に行列のできるあんパンが名物のパン屋があるという話に発展し、それを我が家は大好物なのにもう買いに行くこともできない、とかの話になったのを覚えていてくれたTさんが送ってくれた、思いがけないプレゼントなのでした。

思えば、守谷のあんパンとの対面は、20年ぶりくらいか?手にずっしり来る重量感も、パンの皮からはみ出すくらいに詰まったあんこ(実際にはみ出してるものもある)も昔のまま。巷のパン屋に並ぶバター味のフカフカのパンと違って、皮にコシがあり、日本茶と相性が良いパンなど、守谷のパンの他にないでしょう。 Tさん、飲んだ席での話にもかかわらず、私たち家族の好物を覚えていてくださって本当にありがとうございました。昔を思い出しながら、しみじみと口に運んでいます。

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このページは、管理人が2006年11月 5日 16:13に書いたブログ記事です。

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