2006年5月アーカイブ

日光駅から近くにあって、地元の人もあまり訪れない、地元人の秘境(^^)霧降高原。
そこには林の中にひっそり佇む3つの美しい滝があります。駅に近い方から丁字滝、玉簾滝、マックラ滝、これに霧降滝を加えると霧降4滝となるのですが、観光名所になっている霧降滝は除外して、“滝が好きな通”の間では3滝が霧降高原を代表する滝として親しまれています。
いずれも源は赤薙山(2010メートル)の伏流水の流れで、奥深い山間をぬって流れてくるだけに、どの滝の水もとてもきれいです。
それでは、滝のプロフィールを紹介しておきましょう。
丁字滝 
霧降川の支流、丁字沢を源とする落差10メートルの直落型の滝で、名前の由来は不明とされています。

玉簾滝 
霧降川の段差6メートルにかかるナメ滝で、水量が少なくなる冬は、簾のようになる(隙間だらけ?)ためにその名前が付けられたそうです。滝壺も浅いため、以前は水遊びができましたが、昨年専用の観瀑台が設置され、いまは滝壺まで降りることができなくなってしまいました。

マックラ滝
霧降川の支流、ツメタ(冷)沢を源とする落差30メートルの直落型の滝で、名前の由来は、昼でも暗いほど鬱蒼とした林の中にあるからとのこと。とはいってもそれは昔の話であり、いまは伐採されて明るく、滝の全体が見えます。
この滝の上流へは釣り人も行かないため、水質はきれいで、私はこの滝を訪れるたびに水をすくってのどを潤すことにしています。
http://ippo.jp/blog/2006/05/tyojidaki-thumb.jpghttp://ippo.jp/blog/2006/05/tamasudare-thumb.jpghttp://ippo.jp/blog/2006/05/makkuradaki-thumb.jpg
滝の位置関係は、
http://e-hiking.jp/kirifuri/kirifuri_3fall/map.html

金精道路が開通し、冬は閉ざされていた白根山(標高2578メートル)へのルートがぐっと近くなりました。
百名山として知られ、関東以北で最高峰を誇る白根山は、景色も素晴らしいことから、春から秋にかけて登山者が絶え間なく繰り出すほど人気のある山です。
仕事も一段落し、梅雨入りまでは比較的天候が安定し、私はしばらくの間、アウトドア三昧の日々を送ります。
週に一度はパークボランティアとして、奥日光を歩いて開花の状況を調べたり、他にも登山やハイキングなど、やりたいことは山ほどあって、時間が足りないくらい。計画的にこなしていこう。
天気に恵まれた24日(水)。かねてから計画していた、残雪の白根山登山を決行しました。
奥日光のハイキングコースのほとんどは雪も融け、ハイキングシューズだけで歩けるようになりましたが、白根山にはまだ1メートル以上の積雪があって、重装備が必要。この山の厳しさがわかります。
登山記録はブログとは別に、下記のアドレスでアクセスできるようにしておきましたが、取り急ぎ、素晴らしい景色の写真を掲載しておきます。
登山記録は次をご覧ください。
http://e-hiking.jp/okunikko/shirane2006/shiranesan.html

写真は白根山頂上から見る五色沼です。
http://ippo.jp/blog/2006/05/photo014-thumb.jpg

標高2578メートルの白根山の麓に二つの美しい池があり、雪解けの水を集め、今が一番美しい時期。
五色沼は標高2175メートルにありますが、周囲から水の流入がないにもかかわらず、いつ訪れても水を満々とたたえてその美しい姿で登山者を迎えてくれます。
五色沼へのルートはいくつかあるのですが、いずれも2千メートル級の山を越えなければたどり着かないため、楽しみにあずかれるのは、重装備した登山者だけ。
一方の弥陀ヶ池は、五色沼よりも80メートル高い、標高2254メートルに位置し、面積でいえば五色沼の1/8程度の小さな池です。五色沼との距離は約800メートルと近いので、セットで訪れると違った感動が得られることでしょう。
白根山にまだ雪が残る昨日(24日)、私は今年初めての白根山登頂を果たしました。5月に登るのは2004年以来ですが、積雪量は2年前をしのぎ、標高1744メートルにある登山口の菅沼(群馬県片品村)から、2410メートルの白根山の頂上直下まで、アイゼンとピッケルが手放せないほどの雪の量でした。
途中からアイゼンを外し、頂上まで登山靴で登れますが、登り切るとそこからは360度の展望があり、日光の山はもちろんのこと、尾瀬の燧ヶ岳や遠くは新潟(おそらく)の山々まで、障害物なしで見渡すことができ、登山者にとても贅沢なプレゼントを与えてくれます。
登山の詳細の記録は別に紹介するとして、今日はタイトルにあるとおり、五色沼と弥陀ヶ池の美しさをご覧いただくために写真を2点掲載しておきます。
http://ippo.jp/blog/2006/05/goshikinuma-thumb.jpghttp://ippo.jp/blog/2006/05/midagaike-thumb.jpg

戦場ヶ原や小田代ガ原に広く分布している、小さな白い花ヒメイチゲ(姫一華)。
茎の同じ部分から葉が3枚出て(輪生)、その葉は三つ指のように分かれさらにギザギザがあるのですぐに見つかります。
見つけ方はもうひとつ。花が咲き終わると右下に見えるような緑色のまん丸の実をつけますが、その実は全体にトゲトゲがあって、まるでこんぺいとう(金平糖)のように見えるんです。
だから反対に、こんぺいとうが見つかったら、そのすぐ近くに咲いている小さな白い花がヒメイチゲ、と覚えるといいでしょう。

花の右下に見える丸い実が「こんぺいとう」
http://ippo.jp/blog/2006/05/himeichige-thumb.jpg

日光駅前から中禅寺湖方面に向かう国道120号線は、東照宮の手前で大谷川(だいやがわ)にかかる日光橋を渡ります。その日光橋のすぐ脇にかかっている全体が朱色の豪華絢爛な橋が「神橋」です。
清冽な流れの大谷川を見下ろすようにかけられた神橋は、今から370年前の1636年に建立された、古い歴史のある建造物として、国の重要文化財かつ世界遺産にも指定されています。
1902(明治35)年に大洪水に見舞われて流出し、1904(明治37)に再建されましたが、木造ということもあって50年に一度大改修をすることになっていて、最近の改修としては1997年から8年もの長きにわたって行われました。
そして、2005年3月にようやく改修を終え、再びその豪華絢爛な姿を現しました。
二社一寺の入口として、東照宮を訪れる人なら必ず目にしますが、できることなら駐車場に車を置いて、日光橋からじっくりご覧になってほしいと願っています。大谷川を背景にした姿は一段と美しいものです。
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東照宮の伝統行事である「春季例大祭」が今月17日(水)から18日(木)にかけて行われます。
「春季例大祭」は年間で120もあると言われている東照宮の行事の中で、もっとも盛大なもので、春と秋の2回行われます。
このお祭りのハイライトは、18日に行われる「百物揃千人武者行列」で、徳川家康の神霊を久能山から日光に移したときの行列を再現しています。
家康を祀る3基の神輿を中心に、総勢1200人余りが参道を往復するのですが、この行列には馬に乗った神職をはじめ、鎧武者100人・弓持ち50人・やり鎗持ち50人・鉄砲持ち50人などのほか、獅子・八乙女などが昔の装束その
ままに山内(さんない)を行列します。
私も何度か見学したことがありますが、その行列の数と多種多様な装束に圧倒されます。
是非一度ご覧になってみてください。
 日光東照宮 TEL:0288-54-0560
日光観光協会 TEL:0288-54-2496

日光三名瀑(※)のひとつ霧降滝は、深い林の間から落差75メートルをもって流れ落ちるとても美しい滝で、周りの景観と相まって、多くの人が訪れます。
その霧降滝を形成している川が霧降川で、赤薙山の伏流水が源になっています。もともとこのエリアは地形が厳しいこともあって、霧降滝の他にマックラ滝、玉簾滝、丁字滝があります。それぞれ水が清く、眺めも美しく、何度訪れても飽きることがありません。
これらの滝を巡るコースは、きちんと整備され、約2時間で1周することができます。
興味があれば以下に地図で詳しく説明していますのでご覧ください。
日光を歩こう(霧降三滝)

写真は丁字滝へ行く丸太橋からの眺めですが、日光駅から近いのに、手つかずの自然そのものといった景色ですね。存在が知られていないので、穴場ともいえます。
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※日光三名瀑とは華厳滝、裏見滝、霧降滝を称しています。

奥日光で私がもっとも好きなのが、西ノ湖をこの位置から眺めた景色。
水を満々とたたえ、いまにも林の木々に迫る景色は、とても神秘的です。
バス停から徒歩で20分と近いことから、週末やシーズンになると大勢の観光客でごったがえしますが、時期をずらせばこのような素晴らしい景色を見ることができます。
ただ、水の流入がないためか、季節によっては水際が後退し、涸れた状態になってしまうのが哀しいところです。
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長い冬から目覚め、奥日光にも春が訪れようとしています。
連休明けからぐずついていた天気も、今日は晴れそうな気圧配置。出発するときは深い霧に包まれていた市街も、いろは坂を越え、中禅寺湖まで来ると雲ひとつない青空が広がり、絶好の自然探索日和となりました。
今日の行き先は赤岩滝で、これからお客さんを案内するのに危険はないかどうか、その下見が目的でした。
奥日光の雪はまだ北斜面の日陰には残っているもののほとんど融け、雪解け水が地中に浸透し、沢や川は浸透した水を集め、一年でもっとも水量の多い季節です。
いつもなら滝壺の水をコッフェルにすくい取り、お湯を沸かして珈琲をいれるのですが、今日は水しぶきで滝壺へは近寄れず、やむなく写真だけ撮って帰路につきました。
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上空12000メートルからの日光の俯瞰図(バードビュー)です。
ただし、2006年3月に広域合併され、現在の日光市は今市市、藤原町、足尾町、栗山村・・いずれも旧・・を含む広大なエリアとなりました。このブログでは旧日光市を中心に発信しているため、当俯瞰図もそれに準じています。
http://ippo.jp/blog/2006/05/birdview-thumb.gif
写真をクリックすると拡大されます。
この俯瞰図は、杉本智彦氏がフリーで提供している「カシミール3D」を使って作成しました。ハイキングや登山をする方はもちろん、地図を眺めるのがお好きな方にお勧めできる素晴らしいソフトです。
尚、この俯瞰図の著作権は、作者であるペンションはじめのいっぽ・波多江定夫にあります。

5日、男体山登山のための入口の門が開かれ、これから10月までの登山が可能になったとのことです・・・朝日新聞栃木版。
男体山の入口は、一般的には中禅寺湖畔にある二荒山神社となっていて、ここの登拝門が登山口となっています。だから、男体山を登る際は、二荒山神社で500円のお札を購入し、この門をくぐって歩き始めるようになっています。
なぜ男体山に登るのにお金を払い、わざわざこの門をくぐるのかというと、男体山は二荒山神社の所有物なので、通行料あるいは、頂上にある奥宮の参拝料という意味なのでしょう。
山を登るのにお金を払うのは全国でも珍しい(日光の山では男体山だけ)ので、登山者にはなんとなく奇異に感じると思いますが、二荒山神社にとっては年間1千万円という貴重な売上げとなっているようです。

実は、登山口はもう一カ所、裏男体の志津というところにもあって、ここには料金所もなく無料。表から登るのに比べて、標高が高くなるので登りやすく人気があります。ただし、マイカーかタクシーに頼るほかにアプローチがなく不便です。

ゴールデンウィークで混雑している国道から外れ、2キロも走るとそこは野鳥が飛び交う自然の中。沢に沿って登っていくとやがて傾斜が緩くなると同時に沢は途切れ、今度は山の斜面のあちこちから伏流水が勢いよく流れ出ているのを目にします。
雨や雪解け水が長い時間かかって地面に浸透し、濾過され、水としての旨い成分を取り込み、それが地下の水脈に集まって伏流水となるのでしょう。
カップで受けて口に含むと、適度な冷たさとまったくといっていいほどのクセのない味わいに、ふだんは浄水場で塩素殺菌された水道水を飲んでいる人は驚きの声をあげます。
全体の90パーセント以上を山林が占める日光は、沢や川、滝が多く、それほど遠くない場所で美味しい水が手に入る実に恵まれた環境です。
http://ippo.jp/blog/2006/05/0504-1-thumb.jpghttp://ippo.jp/blog/2006/05/0504-2-thumb.jpg

霧降高原に自生するツツジの群落が間もなく開花しようとしています。
敷地にあるツツジの花芽はふくらみ、あと1〜2日で花が開きそうです。
GW明けにはペンションが点在する通りや別荘地、高原全体が赤の紫のツツジで華やかな景色につつまれることでしょう。
http://ippo.jp/blog/2006/05/060503-thumb.jpg

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