12月に入り、本格的な雪の季節になりました。
東西に40キロと細長い日光市は、西へ雪ほど標高が高くなり、気象条件もずいぶん違います。
中でも特異な存在が女峰山。男体山の北北東に位置する、標高2483メートルの険しい山で、地理的な関係からか雲に隠れていることが多く、全貌を表すのは冬の良く晴れた日というのが相場。
男体山と女峰山を対比すると、気象の厳しさやアプローチの険しさ、本格的な山らしい姿は、女峰山の方がはるかに勝ります。このような山をどうして女性に例えるのか、不思議なほどです。いや、だからこそ山の魅力に溢れ、女性の魅力と重ね合わせて命名したのか?
そんな女峰山も、冬になれば化粧をし、いつもの険しさを隠して優しく見えます。見るほどに美しい。本当に美しい山です。いつかは冬の女峰山にアプローチしてみたい、と思うほど、その姿は優しく魅力的です。
でも待て、いくら美しく見えても険しさに代わりはないはず。迂闊に手を出して大けがをするのは山も人間も同じだ。