soba2009.gif恒例行事となった「日光そばまつり」が今年は第15回日本そば博覧会を兼ねて明日から開催されます。
出展数30店。期間中、大谷川公園内のオートキャンプ場が蕎麦の町と化す、とても楽しい行事です。

そばまつりは2002年の第8回日本そば博覧会が今市市で開催されたのを機に、翌年からは「今市そばまつり」として「そばのまち今市」のPRを目的に毎年開催されている、来場者数からいえば日光市最大の行事といえます。

国道119号線と並行するバイパス沿いにある「日光だいや川公園内・オートキャンプ場」を会場にしておこなわれ、普段は閑散として利用者もいないキャンプ場も期間中は県内外から多くの人が訪れ、超がつくほどの賑わいを見せます。
会場には実際に各地で店を営んでいるお蕎麦屋さんがこの日のために仮設店舗を構え、営業します。
お蕎麦は当然ながらすべての店がその場で打ち、その場で茹でた麺を出しますのでお蕎麦が好きな方にはたまらない行事です。
今年の開催日は10月31日(土)から11月3日(火)までの4日間で、紅葉時期とも重なって混みますが、お時間が許せば是非お越しの上、美味しいお蕎麦をご賞味ください。

※文中、今市市とあるのは現在の日光市のこと。「今市そばまつり」とあるのは「日光そばまつり」に、また「そばのまち今市」とあるのは「そばのまち日光」に名称変更されています。

R0011951.JPGオートキャンプ場が蕎麦の町に。
ここは日光大谷川公園にある県営のオートキャンプ場。
普段は利用する人もなく、閑散としていますが「そばまつり」の期間中は人で溢れかえります。

R0011939.JPG手打ちの実演もあります。
各店舗とも手打ちを出しますが、来場者の目の前で打っていますので勉強にもなります。


より大きな地図で 日光そばまつり会場 を表示

当初予定していた場所(ホテルジャパン内のテニスコート)では住民の賛同が得られないのであれば、ゴルフ場にするから改めて住民への説明会を開催して欲しいというエクセル航空からの申し出に対して、私たち霧降自治会は説明会に前向きな姿勢を示し、そのための事前の打ち合わせをおこなったのが9月25日であった。

私たち霧降自治会が弁護士(正確にはエクセル航空→国交省→弁護士)を通して間接的に聞いたゴルフ場というのは、テニスコートから約1キロほど北西に位置し、霧降自治会の住民からは少し離れることになるわけで、であれば騒音も少し軽減されるかもわからないので申し出を拒否する理由はなくなる。
話し合いの25日。しかしエクセル航空からの提案を聞いているうちに、説明がおかしいことに気づいた。何がおかしいかというと、そこで提示された新しい発着場はゴルフ場などではなく、当初予定していたテニスコートからほんの数メートル離れた隣のテニスコートなのだ。
オイオイ、いったいどういうことなんだ。私たちは1キロ離れたゴルフ場にするからという申し出があったので今日の話し合いに臨んだわけで、それが隣のテニスコートにするからとは、、、エクセル航空は恐れ多くも行政官庁に嘘をついたことになるのだぞ。

そんなやり取りが25日にあったのだが、話しのラチがあかないため、「テニスコートということであればなんら改善策にならないので説明会は開催できない。ただし弁護士から聞いていたゴルフ場にするのであれば説明会を受けるつもりだ。しかしその前提として、今秋は騒音を我慢するが来春以後の運航は止めて欲しい」との逆提案をしたところ、それでは明日、つまり26日に返事をするという言葉を最後にこの日の話し合いはお開きとなった。
そして返事を待つこと2週間。エクセル航空からは自治会の提案に対する返事を未だにもらえていない状況だ。
ゴルフ場にするから改めて説明会を開かせて欲しいと言ってきたのはエクセル航空であり、それに対して霧降自治会は条件付きながら説明を受けましょうと答えたにもかかわらず、その答がいまだにないのはどういうことなのだろう。

10月6日、自治会の代理人である弁護士から私に電話があって、エクセル航空は国交省に対して霧降での運航は住民の反対があってできないため、場所を変えて運航したいと申し出ているとの話しを聞いた。
私たちは説明会を開催する心づもりで待っていたにもかかわらず、弁護士を通して聞いたのは、霧降での運航は中止するということであった。信じられない話しにしばし呆然とする。
中止にするのであればまずは2週間も返事を保留にしている私たち自治会に対して正式に説明があって然るべきものを、なんら説明もしないというのは企業としてあまりにも不誠実ではないのか。

9月7日の新聞の記事で知ってから、私はこの会社の不誠実さ、言い換えれば嘘ばかりの対応に振り回されてきた。今回で言えば霧降での運航が中止になったことも知らされず、私たちは説明会を開催するための心の準備をしていたのだ。
またしても私たちの労力と時間を無駄に使わされてしまったことになる。

10月7日の朝日新聞に「遊覧ヘリ運航、延期」という見出しで、「地元住民との話し合いが解決しない限り、運航するのは難しい状態だ」とのエクセル航空のコメントが載せられている。
そうではないのだ。上に述べたように、話し合いはエクセル航空が一方的に拒否しているのだ。それなのに、新聞社の求めに応じたコメントが”地元住民との話し合いが解決しない限り”とはいったいどういうつもりなのだ。ここにあらためてこの会社の不誠実さが見える。

新聞社に対しては、さも地元住民との話し合いを求めているかのように振る舞っていながら、国交省に対しては霧降での運航は住民が反対しているので諦めたとの言葉の使い分けに見られるように、この会社は相手がたとえ許認可権を持つ行政官庁であろうが、真実を追うのを使命としているジャーナリズムであろうが、私たち被害を受ける側の住民であろうが、会社の目的を達するためならその場その場で嘘を平気で使い分ける、倫理観に欠ける最低の会社であることがわかる。

ヘリの運航でもっとも影響を受ける霧降地区の住民がいない場で住民説明会と称する会合をおこない、賛否を採っていないにもかかわらず住民の賛同が得られたとする嘘から始まり、今日に至るまで嘘をつき続けることで観光ヘリの運航を是が非でも遂げんとするエクセル航空を、私は絶対に許さない。
ここで私が書いていることがもしエクセル航空の名誉を傷つけるのであれば、エクセル航空は私を訴えればいい。そうなれば私は証拠を提示して、この会社が行政官庁や新聞社、私たち住民についてきた嘘の数々を暴いてみせる。

先週の金曜日(25日)、発着場を当初予定していたテニスコートから、北西に1キロ奥まったゴルフ場に変更するからあらためて説明会を開催してほしいというエクセル航空の申し出(※)に応じて、私とWさんは実際に説明をおこなうに当たって予備知識を得るための非公式の話し合いという形でエクセル航空そして発着場を提供するホテルと会って詳しく話を聞いた。
 ※実際にはエクセル航空→国交省→弁護士→波多江というルート

当初予定の場所から1キロ離れた場所に発着場を変更するとはいってもその効果は無に等しく、私たち住民は納得できるものではないが、だからといって説明会を拒否するという行為は航空法第79条にある航空会社への指導要項を航空会社が遵守しようとしたにもかかわらず、それを住民が拒否したことにもなるわけで、それは航空会社にとっては申請を挙げる上で有利に働くことになるのだ。

25日を迎え、私とWさんは変更先となる発着場における騒音そして航路について詳しく聞くために話し合いに望んだわけだが、エクセル航空から出された”変更した発着場”は、当初予定していたテニスコートの隣のテニスコートであることがわかり、驚くと同時にこの会社の不誠実さに腹を立て、当然ながら反対をした。

反対の理由は説明するまでもないが、弁護士から聞いていた”ゴルフ場”ではないことである。その理由をエクセル航空に二人して交互に説明するが、驚くことに私たちが言っていることが彼らにはまったく理解してもらえないのだ。
「よろしいですか、御社が国交省に仲介を頼んだのを、私たちは弁護士を通じて聞き、それだったら説明会を拒否する理由はないから、その前に詳しいことを聞くためにこの話し合いに臨んだのです。だけど、あなたが今私たちに説明したことは国交省そして弁護士が言ったこととまったく違うのですよ。どうして違うんですか」。
「今からゴルフ場にしようとしたらこの秋の運航に間に合いません」。
「そういうことを聞いているのではなく、なぜあなたが国交省に言ったことと、今、私たちに言ったことが違うんですか」。
といった具合だ。

ヘリ問題に日々時間と労力を割かれ、本業もおろそかになっている私たちは、この問題を一刻も早く終わりにしたいのだ。エクセル航空が潔く撤退してくれればそれで解決するし、でなければ私たちも我慢の範囲であれば譲歩する、それが発着場を住民の目と鼻の先から1キロ奥まった場所に変更することによる説明会の開催である。
しかし、この日の話し合いは開始直後のエクセル航空による誠意のかけらもない対応にその前提が崩れ、説明会を受け入れるどころの話ではなく、またしても徒労に終わる結果となってしまった。

話に進展がなくしばし膠着状態が続いたため、私たちは思いきって捨て身の妥協案をぶつけてみた。
それは、もしも発着場をゴルフ場に変更するのであれば、この秋の運航に私たちは我慢する。その代わり、予定している来春以後の運航は止めてほしい、というものだ。いわば小を捨て大を取る、そんな腹づもりの案だ。
私たちは事前に暖めておいた最大の譲歩案、しかも自治会の了解を得ていない無謀な案で博打を打ち相手がどう出るか、その反応を確かめるつもりだったのだ。

10月2日の運航に向けて新聞記事にもした、大量のチラシを作って広範囲に配布してもいるしすでに予約もとっている、ホテルに至っては会員向けの機関誌に掲載済みという具合に、計画だけはすでに進行しているので彼らは引くに引けない、瀬戸際にいるはずだ。
だから、私たちは最大の譲歩として”この秋は我慢する”という、かれらにとって願ってもない妥協案を出したはずにもかかわらず、その場に於いて彼らからの答えはなかった。

相手はたかがペンションのおやじ二人、どうにでもなるはずだ。ゴルフ場への変更など頭からするつもりはないし来春以後も絶対に運航する。この日の話し合いに臨んだ彼らの意向はきっとそういうことであろう。
なのに想定外の反対を食らって返す言葉を失ってしまった。
それから4日、答は未だにない。

9月7日付の東京新聞栃木版で私の住まいとは目と鼻の先、距離にして約200メートルの場所で観光ヘリが運航されることを知り、私は大変驚いた。200メートルという至近距離で離発着すればその音は苦痛を伴うほど大きく、人間として耐えられたものではないことは容易に想像がつく。
そこでさっそく近くでペンションを営むWさんに相談したところ、私と同様大きな問題意識をもってこの問題に関心を示してくれて私には大きな心の支えとなった。
それから数日して私が所属する霧降自治会の会合で問題提起する機会に恵まれ、その場で臨時役員会、臨時総会へと発展したのだが、この時点で私はまだ、私個人の生活権と住民の生活権を主張するだけであり、ここ霧降地区からの発着がなくなればそれで問題は解決するものという認識を示していた。

ところがこの問題に関心を持つ様々な方と話をするうちに、これは私たち発着場周辺の住民だけが困る問題ではなく、観光ヘリの航路に住んでいる住民も当然のことながら困るし、観光を売り物にしている日光へ日本の各地、世界の各地から訪れるお客様にも迷惑をかける。総じて観光ヘリの運航は日光にとって良いことなどこれひとつとしてなく、反対に日光全体が困ることになるのだという意識を持つようになった。

昨年、一昨年と私の住まいから直線距離で3.2キロ離れた場所から観光ヘリが運航していたが、もしその時点で反対する声が挙がっていれば運航をストップできたのではないかと思う。
そしてもしストップできていれば私たち他地区(異なる自治会エリア)の住民が困ることはなかったし、今年の運航にはつながらなかったのではないかと思う。
それを考えると、今年の運航は私たち霧降地区の住民が断固反対を唱えることで他地区に迷惑をかけないようにしなければならないと思う。航路周辺の住民や遠方から訪れるお客様へも迷惑をかけないようにするのが私たち霧降地区に住む住民の責務ではないかと思う。

ヘリコプターを利用してはるか上空から高みの見物をするつもりの方には大変申し訳ないが、上空からでは私たち住民の苦悩はわからないであろうし、電車や車を利用して何時間もかけて訪れる方々の頭上でヘリが旋回するのは大きな迷惑となるのは必至である。
私たちはいま、日光市全体がこの問題を共有すべく仕事の傍ら会合をもったり、戸別訪問をしている。この努力と苦悩を理解してもらえれば幸いである。

我が家の至近距離から発着し、世界に誇る二社一寺と自然がある日光の上空を飛ぶ観光ヘリを阻止すべく、一縷の望みを託して以下のメッセージを民主党に送ったので全文を掲載する。
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貴党におかれましては政権交代おめでとうございます。
これで長きにわたった自民党政権による国そして国民の疲弊に終止符が打たれると思うと、心の安らぎを覚えます。
支援者の一人として、国民の目線で諸政策が実施されることを心から祈っております。

さて、私は栃木県日光市所野に住む波多江定夫と申します。東武日光駅から北へちょうど4キロの、通称霧降地区と称する地域に家族3人で住んでいます。
9月7日付の東京新聞栃木版において、私の住まいから200メートルという至近距離に観光用ヘリコプター(以下、観光ヘリ)の発着場が造られ、そこを起点に10月2日から11月24日までの金・土・日・祝の各日に一日数便、観光ヘリの運航が予定されていることを知りました。
私の住まいは発着場からもっとも近い距離にありますが、半径2キロの距離に120戸ほどの住宅と50戸ほどの別荘があり、観光ヘリが運航されればその音に悩まされるのは必至です。
実は一昨年から昨年にかけて、日光駅から400メートル、私の住まいから3.2キロの場所で観光ヘリが運航されていましたが、3.2キロ離れているにもかかわらず、音は室内に侵入するほどの大きさでしたし、発着場近くの住民は我慢に我慢を重ねてヘリの音に耐えなくてはなりませんでした。
今年は位置が逆転し、私や近隣の住民がもっとも影響を受けるようになり、考えただけで神経が細ります。

近隣住民で組織する霧降自治会(藤田陽三会長)では運航会社のエクセル航空株式会社(本社浦安市)にたいし運航を中止するよう申し入れ、双方で話し合った結果、一度は私たちの言い分を理解してくれたかに見えましたが、数日後、今度は発着場を1キロ(私の推定)遠方にするから運航に賛同してほしい旨の申し出がありました。
この申し出にたいしては明日(9月25日)、もう一度双方で話し合うことが決まっているのですが、平面距離が1キロ程度遠方になったからといって上空からの音は低減されるわけではなく、明日の話し合いでも反対を表明するつもりです。
しかし、企業相手に住民がどこまで意思を貫くことができるのか、心配は残ります。

許認可権をもつ国土交通大臣へは9月14日付で弁護士を代理人とした要望書を提出、15日付で環境大臣へも要望書を提出してありますが、政権が自民党から貴党に代わった直後でもあり、要望書がどのように扱われているか私たちは知るよしもありません。

そもそも私たちが住む日光は、東照宮を代表とする世界に誇る二社一寺(世界文化遺産登録)があり、さらにはラムサール条約に指定された自然の景観が楽しめる日本屈指の観光地であり、一企業の営利のための観光ヘリの運航は私たち住民への迷惑だけでなく、日本の各地、世界の各地から訪れるお客様に多大な迷惑をかけ、総じて日光のイメージ低下になることが明かです。

私たち霧降地区の住民による反対運動はただいま市内の他の地区へも広まりを見せつつありますが、新聞記事で知ってからまだ間もないため、残念ながら日光市全域に広まるには至っておりません。

もしもこれが国の政策であれば国益と引き替えに耐えることも必要なのかも知れませんが、観光ヘリという、日光を訪れるお客様のうちのごくごく一部の方の楽しみ、企業の利益のために私たちそして日光の素晴らしい資産が犠牲になることは日光市民として耐えられません。
私たち住民、日光市民のために貴党のお力添えを祈るばかりです。
貴党におきましてはこの問題で相談に乗ってくださる議員、お力添えくださる議員のご紹介を心からお願いする次第です。

最後に、個人的なことを申し上げますと、私の長男(正明・34歳)は先天性の知的障害があり、知覚的に大変敏感な体質です。感情はとても豊かで静けさを好むことから、15年前に埼玉県からここ日光霧降の自然に囲まれた場所に移り住み、現在家族3人で自営業を営んでおります。
この間、なんら問題なく過ごしてきましたが、一昨年と昨年の観光ヘリの運航で情緒がやや不安定になったのを心配していました。今年は発着場がすぐ近くに予定されていることから親として大いに心配しています。

以上、発着場至近の住民として、日光を愛する市民として、障害者の親として貴党に切実なメッセージをお届けする次第です。
乱文をお許しください。

波多江 定夫
栃木県日光市所野1541-2371
電話:0288-53-2122
FAX:0288-53-3435

一昨日、霧降にヘリを誘致したとされるYYさんと電話で話す機会を得た。同じ「霧降を元気にする会」のメンバーとしてこの7年間(ただし最近3年は私が会の方向に疑問を持って遠ざかる)、霧降地区の活性化を目指して諸活動をしてきた仲だが、ヘリ誘致そして騒音音楽誘致と立て続けに住民無視の問題を運び込んできた張本人がYYさんなので、その理由を聞きたくて私から電話をしたのだ。
ただし、電話したその場は不在だったため言付けを頼んでおいたところ、次の日の夕刻彼の方から電話があった次第だ。
冒頭、YYさんから、霧降を元気にするとはどういう事なのでしょうねとか、活性化とはどういう事なのでしょうね、という問いかけがあったので、霧降を元気にする会の規約にある「目的」をわざわざ説明する羽目となった。そんな時間の余裕などない電話だったのに。

さて、騒音音楽誘致というのは「輪音祭」と称して首都圏から若い人が200名ほど集まり、ダンスミュージックを大音量で流しながら、そこで絵画や書道、写真を見て楽しむのかやって楽しむのかはわからないが、とにかくそうしたことをおこなうらしい。
昨年、霧降の別の会場でおこなわれ、迷惑を被った住民が警察と会場提供者に苦情を申し入れたため、警察が出動して注意を与えたり、今年は会場提供者が利用を断ったという、静かな霧降には相応しくないイベントである。
ヘリ問題と直接関係はないが、誘致した人と実施する会場が同じ、住民への事前説明もなし、だが関連部門には住民への説明は済み理解が得られた、と主張する構図はまったく同じである。
だからこのエントリーではヘリ問題と騒音音楽問題とを同列に考えて述べても差し支えはない。
それとヘリ問題にしてもこの音楽イベントにしても私の他にもたくさんの事業者が会員となっている「霧降を元気にする会」が賛同あるいは協力団体として名を連ねていることにたいして、私たち会員は納得していないし組織の運営に疑問を呈している状況だ。

さて、YYさんとの電話は私からの質問だけに終わらず、上に書いたようなYYさんから私への質問もあったりで一時間ほど続いたが、霧降に多くの人が訪れ陶芸やガラス細工などを楽しんでもらったり、飲食店やペンションを利用してくれることを目指す、ということでは一致している。だから7年前私たちが発起人となって「霧降を元気にする会」を設立し、40軒もの地元の事業者が参加したのだ。

異なるのは、何事もやってみなければわからない、やる前から反対しないでほしいというYYさんの主張にたいして、住民の目と鼻の先からヘリが発着すればその音の大きさは容易に想像できる、音楽祭で言えば昨年は警察が出動するほどの騒ぎになったわけであり、それらはやる前から迷惑であることくらい想像できる、というのが私(波多江)の主張だ。
さらには住民から苦情が出たり警察の出動を招くようなイベントなど本来するべきではなく、それらに協力団体として名乗りを上げるのは納得できないと言うのも私の主張だ。

確かに、YYさんの言うとおりやってみなければわからないという主張は一面では正しいと思う。しかし、世間の出来事がすべてやってみなければわからないということなどあり得ないはずだ。
例えは妥当でないかも知れないが、学校の授業で、教室で生徒が友達のお腹にナイフを突き刺したらどうなるか、という問いを生徒に投げかけた場合、その反応は生徒それぞれであろう。家庭でのしつけや愛情のかけ方、日頃の親子の会話、友達同士の関わりや読書などによって反応は違ってくると思うが、答の多くはここで書く必要もないと思う。
ナイフは鋭くて触ったら手が切れてしまうかもわからない、したがってナイフは危険なものだと判断する。だからこんなものが人のお腹に刺さったら痛いし血が出るしその人は死んでしまうかもわからない、ということを頭の中で思い描くはずだ。これが想像力というものではないだろうか。
それにたいして、痛いかどうか、血が出るかどうかはナイフを刺してみなければわからないじゃないか。だから刺す前から反対などしないでくれ、などと主張する人がいたら話はかみ合うはずなどない。
ましてナイフを刺して血が出たら救急車を呼べばいいではないか、と主張されたら想像力どころか人間性までも疑ってしまうが、これと同じで、音がうるさいと思うなら警察を呼べばいいではないかと言われてはYYさんの想像力の欠如を見せつけられたようで呆れてしまった(このあたりのやり取りはYYさんの録音で再現されるであろう)。

一昨日の私とYYさんとの電話はまさに上に書いたかみ合わないやり取りに終始し、私が聞きたかった、なぜ住民を無視して突っ走るのかという問いは難しすぎたのか、その理由は残念ながら最後まで聞くことができなかった。あるいは私の問いが悪かったのかも知れない。

でもあとになって冷静に考えてみると、ヘリの騒音や大音量の音楽によって住民が迷惑を被ることなどYYさんにとって想像できないのではないか、だから答えも出ないのではないかと思った。そのように結論づけて自分を納得させた。

東西に細長く、西に行くほど標高が高くなる日光は地域によって天気も異なれば気温も異なうという地形的な特徴があります。
奥日光の三本松茶屋では「今日の戦場ヶ原」という題名でライブカメラで男体山の西側の姿を公開していますが、同時に気温や湿度、雨量などを計測しリアルタイムで発信しているので、これをチェックするのが私の日課となっています。

ところが5月以後、気象観測のデータが更新されないままとなっていて心配していたのですが、今朝いつものようにホームページをチェックしたらずっと12.6度のまんまになっていた温度が4.2度(7時現在)に変化していることに気がつきました。
おぉ、直ったんだ! これでここ(霧降高原)にいても奥日光の気温が手に取るようにわかると思うとなんだか嬉しい気持ち。三本松茶屋さん、ありがとう。

それにしても朝7時の気温が4.2度とは冷え込みも厳しくなったものだ。例年10月には初霜、初氷の便りが届くくらい奥日光の気象は厳しいので、例年通りとはいえこれから冬に向けてまっしぐらに進んでいる様子がわかります。
今月7日以後、私はヘリ問題の解決に向けて連日時間を割かれ、もう丸2週間もごぶさたしてしまったので奥日光の自然の変化がまるでわからなくなってしまった。本格的な紅葉はまだ先にしても、小田代ケ原の草紅葉はどうなっているのか気にかかる。

明日から5連休に突入し、まだしばらくの間自分の目では確認できないため、ここは手っ取り早く奥日光でネイチャーガイドを「べー太さん」のブログに頼ることにしよう。
18日つまり今日のエントリーで「小田代原、真っ赤っか!」というのがあって、写真を見るとホザキシモツケの葉が濃い朱色に変わっていた。遠景の写真だと原全体が茶色のグラデーションになっていてとてもきれい。この分だと今月いっぱい楽しめそうです。
ですがぁ、上にも書いたように冷え込みが厳しいため早朝行くなら完全防寒、日中なら厚手の長袖そして午後3時過ぎに行くなら完全とは言わないまでもそれなりの防寒でないと鼻水たらたらという結果になることを保証します(笑)。

昨日(17日)朝、住民への説明がいっさいされないままでのヘリ運航計画にたいして、おそらく国交省からの指導(※)だと思うが、エクセル航空から誘致人を介して説明会をやらせてほしいとの話があり、誘致人から自治会長宛にその旨の連絡があった。
※国交省へは私からも自治会の代理人である弁護士からも事の経緯は口頭および文書で報告してあり、許認可権をもつ国交省は申請者に指導する立場にある。

そして17日13時から、エクセル航空から2名、住民側から6名、誘致人1名、計9名で話し合いをおこなった。
席上、まずエクセル航空から住民への説明が十分ではなかったという謝罪があった後、このヘリ運航が日光がもつ資産(世界遺産のこと)を有効に活用することにつながるのでぜひ認めてほしいとの説明がなされ、そのためにももう一度説明会をやらせてほしいと、繰り返し懇願された。

住民側はこれまでの手続きにおいて、始めから欠陥があったことが会社そして誘致人への不信感につながったのだし、結果として総会の場でヘリ運航反対という住民の固い決意を確認したのだ。
何度も書いているが、私たち霧降の住民は自然の豊かさと静けさを求めて他地区から移り住んだ方が多く、騒音と危険に怯えながらの暮らしは誰一人として望んではいない。
だからエクセル航空からの申し出は当然のことながらながら拒否をした。

7月31日におこなわれた住民への説明会と称して、私たち霧降の住民(ここでは霧降自治会および同エリアで暮らす非自治会員の住民という意)が不在のまま一方的に説明がおこなわれ、なおかつ賛否を採っていないにもかかわらず住民の賛同が得られたと国交省及び日光市に嘘の報告をしたエクセル航空のやり方は私たち住民を欺したことに他ならず、とうてい許せることではない。
エクセル航空が非を認めて何遍も何遍も謝罪したとしても私たち住民の良心はエクセル航空を許すわけにはいかない。

昨日の話し合いは1時間40分にわたっておこなわれ、結果は決裂したが私たちはエクセル航空の言い分を十分聞いたつもりだし、また私たちも静かながら主張を繰り返し述べた。この点では大人の話し合いがおこなわれたと自負している。
エクセル航空が遺恨を残さず撤退してくれることを望んでいる。

それにしてもこの日の誘致人の態度には不可解なことが多かった。
誘致人であり7月31日の会議の開催を呼びかけた本人であるし、発着予定であるホテルジャパンに対して住民の賛同が得られていると説明もした。市会議員をやったほどの地元の実力者だから近隣への説得力もある。
私とは「霧降を元気にする会」のメンバーとして、これまで力を合わせて霧降地区の活性化に力を注いできた(もっともこの3年は会の運営に違和感を覚え、私は活動から遠ざかっているが)仲である。
同じ霧降に住む住民(霧降自治会エリアはからはかなり離れているが)として、そして誘致の実行者としてエクセル航空の手続きを監視すべき立場であるし、エクセル航空の不正を問いただす立場にあるように私には思えるのだが、この日の態度はなんとなく第三者的であり違和感を覚えた。
いずれ機会を設けて詳しく説明してもらわなくてはならないだろう。

9月16日(水)、予定通り霧降地区の自治会による総会がおこなわれた。
そして、107軒中80軒もの反対票を得て、自治会として観光ヘリ運航に反対の立場を取ることが決まった。これだけ多くの反対票を得ることができたのは、ひとえに住民の問題意識の高さを物語っていると言える。
霧降地区は自然の静けさを求めて他地区から移ってきた方が多く、それだけにこの自然を一企業の手で壊されたくないという意識が強いのだ。それに加えて、7月31日に地元住民への説明会と称して地元住民以外のわずか数名に説明しただけですべての住民の賛同を得たかのように振る舞う企業を、私たち住民の良識が許さなかったといえる。

霧降地区は私が移り住む前に霧降カントリークラブの開発問題で地域を二分する騒ぎがあって、当時から住んでいる人たちの心には今でもその後遺症が宿っている。しかし、反面そんな出来事を経験したお陰で今回のヘリ問題にたいして冷静に対応し、地域を二分することなく調整(まだ阻止には至っていないが)できたのだと思う。

9月7日に新聞記事で霧降を発着場とする観光ヘリが運航されることを知り、それからわずか10日で住民の総会が開催されるに至ったのは、強い問題意識を持つ会員が戸別訪問しながら問題を訴え、問題を共有し合った成果だ。
このような活動は今のところ他の自治会では見られない。自分さえ我慢すればそれで済むのだからという自己犠牲の意識が強いのであろうか、地域内で賛成反対と言った騒ぎになると生活しにくくなってしまうからであろうか。
でも、今自分の目の前に生活を脅かす危機が迫っているのに、この静けさはなんなのだろう。とても気にかかる。

昨日のエントリーで、観光ヘリに関する情報を探したら新聞社や運航会社のニュースに混じって「日光を漂ふ」という個人ブログが見つかったので、さっそくTBを送ったと書いた。
今朝見たところ、まだTBを受け付けていないようだったが、TBに加えてコメントも寄せておいた。
そこで「日光を漂ふ」さんのブログがなんらかの障害によりコメントが消滅してしまうことを考え、ここに私が寄せたコメントの全文を掲載する。
-----ここから-----
はじめまして。
私は10月2日からヘリの運航が予定されている霧降地区(日光市所野)の住民です。
2009年度のヘリ運航について詳細を知っている立場として、少し長くなりますが運航に至る経緯を説明します。

本題に入る前に、私の立場を説明しておきます。
私はヘリの運航が予定されている場所から目と鼻の先、200メートルの至近距離に居住し、なおかつペンションを営んでいます。
事業者として地元のペンション組合の代表ならびに、霧降地区を活性化する組織である「霧降を元気にする会」のメンバー(先月まで役員)を務めると同時に丸 美交差路からホテルジャパンに至る約2.5キロにわたる日光市道沿いに住む住民で構成される霧降自治会に所属し、副会長を務めています。
霧降自治会エリアは日光駅から1.7キロ~2.3キロの範囲にあり、日光市にある50軒のペンションのうち40軒が営業しているとともに、120世帯以上の一般住宅や別荘、飲食店などがある、豊かな自然の中の生活区域といえます。

昨年4月21日の「日光ヘリコプター遊覧飛行」にコメントされた「遅れてきた少年」様も詳しいようですが、この件に関しては霧降活性化委員会の存在を抜きにして語れません。
しかし、この委員会は2011年にほぼ廃止が決まっている霧降スキー場のリフト事業の今後を検討する組織であり、霧降地区の観光業者と自治会で組織されて います。スキー場(ただし3年前から休止中)は日光市が経営母体となっていますので、この委員会が絡む会議などはすべて日光市観光課が事務局となっておこ なわれます。

この会議のことをもう少し詳しく説明しますと、出席者は霧降活性化委員会の委員長、前述した「霧降を元気にする会」の役員3名(ただし、うち1名は 霧降活性化委員会委員長を兼任)、近隣住民で組織する4つの自治会のうち2つの自治会長、日光の自然を守ることを目的とした「森と水の会」から1名、他に オブザーバーとして2・3名の方が出席していたと聞いています(日光市役所担当者談)。
しかし、ここには運航予定地からもっとも近いエリアの住民で組織している霧降自治会の代表はおろか住民は一人も含まれていませんでした。

去る7月31日はリフト事業に関する第6回目の会議が行われる予定でしたが、事前の出欠連絡で出席者が少ないことがわかったため、急遽この議題を取りやめ、どうしたわけかこの会議体には関係のない、ヘリ運航について話し合いがおこなわれました。

この会議の席上で、航空会社からプレゼンがおこなわれたのですが、しかし、プレゼンはあったが賛否を問うことはしなかったと、座長である霧降活性化委員会委員長、元気にする会役員、市役所担当者の3名が口を揃えて私に語っています。

ヘリの発着予定地にもっとも近い(200メートル)私は、9月7日の新聞でヘリが運航されることを知り、運航会社である「エクセル航空株式会社(本 社・千葉県浦安市)」の担当者に確認したところ、7月31日の会議の席で地元住民の賛同が得られたため運航を決定したと、私に説明しました。

ヘリの運航に関して地元が主体となっておこなわれた会議は、私が知る限りこの1回だけであり、しかもプレゼンを目的とした会議であり、したがって賛否を採っていないにもかかわらず、新聞報道にあるようにヘリの運航が決まってしまいました。
この不整合について、当日会議に出席していた方々はどのように思っておられるのか、私はぜひ知りたいと思います。
また、出席した方々は航空会社に欺されたわけですから、航空会社にたいして断固抗議しなければならない立場にあるといえます。

なぜ航空会社は会議で賛同が得られたと認識したのかを、エクセル航空の担当者に質したところ、"反対意見が出なかったのでそれは賛成を表明していることになる"などと、なんの論理性もないことを私に述べ、強硬な姿勢を崩しません。

現在、霧降自治会では住民のひとりである弁護士を代理人として、国交省やエクセル航空、発着場の提供者にたいして運航を中止するよう強く求める運動を展開中です。
日光の古い建造物と自然とが調和した環境こそ世界に誇れるものであり、ここにヘリの爆音がひびくことは世界の笑いものになります。
私のような事業者にとって営利はもちろん大切ですが、営利の追求手段として住民を無視し、環境をないがしろにするやり方は許すことはできません。

最後に、問題を整理しておきます。
1.会議は本来、今後のリフト事業を検討することが目的であり、7月31日は目的外の議題を検討(実際は会社からの一方的なプレゼン)したこと。

2.その会議では賛否が採られていないこと。にもかかわらず、航空会社は地元の賛同が得られたと国土交通省及び日光市長に報告していること。

3.委員会は実際にはもっとも影響を受ける地区の代表が出席していないにもかかわらず、当会議に出席したメンバーが決定権を持っているかのような印象を航空会社に与えたこと。

4.上記1・2・3の事項にたいして、出席者の誰も責任を取ろうとしないこと。

以上のことから、ヘリ運航による地域活性化云々以前の、手続き上の大きな欠陥があり、それを私たち住民は問題にしています。
はるか上空から紅葉を眺めるヘリと同じように、この問題を高みの見物と決めないで、管理人さんも読者も、是非とも地上から間近で見ていただければありがたいと思います。

尚、私が運営するブログでもこれから詳細をお伝えしてまいりますので、お時間があれば是非ご来訪ください。
人それぞれ考え方が異なることと思いますが、ご意見を期待しています。
  文責 波多江 定夫

「春夏秋冬、日光を歩こう」
http://ippo.jp/blog/
 

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